× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 私がちょっとなじめない日本語、パート2をお送りします。今日の私がちょっとなじめない言い回しは「ただでなくても」です。正しくは、「ただでさえ」あるいは「そうでなくても(~~でなくても)」ではないでしょうかね。 1。「ただでさえ(そうでなくても)お馬鹿さんなのにその上頭に辞書をぶつけるなんて(もっと馬鹿になっちゃうわ)」。 「ただでさえ」という使い方をする場合の「ただ」は、「通常の状態」とか「普通」とか「何もない状態」とか、そういった意味合いです。つまり、「ただでさえ」は、「通常の状態においてさえ」というような意味合いで使われるということです。例1の場合なら、「辞書に頭をぶつけない状態にあってさえも」を表しています。 1’。「ただでなくてもお馬鹿さんなのにその上頭に辞書をぶつけるなんて(もっとお馬鹿さんになっちゃうわ)」。 「ただでなくても」は、「「ただ」でない状態」ですから、「「頭に辞書をぶつけない状態」でなくても」つまり「頭に辞書をぶつけている状態であっても」を指すということが分かると思います。この例1’では、頭に辞書をぶつけるともっとお馬鹿さんになる(とこの発話者は言っているのでひとまずそれを鵜呑みにするとして)のですから、「「頭に辞書をぶつけていても」お馬鹿さんなのにその上頭に辞書をぶつけるなんて(もっとお馬鹿さんになっちゃうわ)」と、くどいというか意味の通りにくい文章だということですね。書いていても何がなんだか分からない感じがします。 051109
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